例えば5千円の見積もりで しみ抜きしてもらって失敗→返金になった時、どのくらいの出費を考えてればいいの?
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すんごいわかりにくいっ!
ヽ(`Д´#)ノ ムキー!!
その3
しみ抜き返金制度のあらましとしみ抜き成功or失敗判定 は店がする。
それはわかりました。
で、失敗の時いくら払わすん?
↓ ↓ ↓
実際にしみ抜き返金制度が適用
の場合、いくらくらい支払うの?
結論から申し上げますと、お客様のご期待に応えられていない、と判断したしみ・汚れ落としの結果となった場合、お支払いいただくのは実際に作業に使用した原材料(ほとんどが洗浄剤・しみ抜き剤です)の実費負担分となります。
現実的に私どものような着物お手入れ店、中でも当店のようにまず費用を重視する価格帯のお店では、「カンペキ」に汚れを落として対価をいただくというより、
実際の着用シーンで問題なく気持ちよく着用できる程度の品質
をお約束とさせていただいております。
言葉で表すととても言い訳ぽいのですが、例えば20分程度の作業で見た目(汚れ)が80%改善したとします。
その場合の当初お見積もり料金は きもの医ならざっくり1,600~2,000円程度になると思います。
その80%薄くなった しみの残ったお着物を着用したとして、元々あった汚れに気づく方は数百人に一人いるかどうか怪しい程度くらいとした場合・・・。
きもの医ではこのように8割方汚れが落ちた状況を「汚れが落ちた」と判断する事が多々あります。
「あの人汚れた着物着てる」と実質的にバレなければ、それは「汚れが落ちた」と同じ意味だ、という考え方です。
・・・安かろう悪かろうという概念とは少し違いますが、同じに受け取られる方もいらっしゃるかもしれません。これはなかなか難しい問題だと受け止めてます。
もちろんとてもたくさんの時間をかけてもっともっと作業を繰り返す事で元の汚れがほぼ100%わからない状態にもできる事もあります。
元の汚れが8割方消えて1,600~2,000円。
それよりさらに、ほっとんどわからないレベルにできたとして、その料金が1万2千円…。
ざっと料金が6倍違う!
皆さまはどちらがご希望でしょう?
きもの医へ興味を持っていただいた方の多くは、着物をどうお手入れしたら良いかまるで見当つかない方を含め、着物お手入れ・着物クリーニングの費用を安く抑えたいとお考えの方だと想像します。
「汚れがほとんど目立たなくなった」という時の汚れの濃度は、着物をお手入れに出す前の汚れ濃度が100として0~10になった、90%以上薄くなった時に感じるレベルだと思います。
95%以上薄くできれば、しみがあった場所を覚えていなければ探さないとわからないレベルです。
このような内容を真剣に検討・熟慮した結果、きもの医は「費用を安く抑えながら着物の延命ができるお店」であろうという結論に達し、営業中です。
前置きが長くなって申し訳ありません。(^^; ここまでご説明した通り、汚れが落ちたかどうかの判断基準は基本的に「実際に着用に問題がないかどうか」を当店が判断してご請求させていただくという形になります。
例)お見積もり額→1,800円
しみ抜き剤の原料費…200円
作業の人件費…1600円
■しみ抜き成功時のお支払い額
→1,800円(お見積もり通り)
■しみ抜き失敗時のお支払い額
→ 200円(返金額 1,600円)
【しみ抜き返金の内訳】
→実際のご請求金額(原料費のみ)
→200円
→人件費分1,600円は請求なし
・・・おおざっぱに解説するとこんな感じです。
着物お手入れ店としては本来恥ずべき事ですが、
「しみ抜きが成功しなかった」
最悪の事態の際は、お支払い料金(実費分)は数百円以内です。
※元のお見積もり内容によっては千円~数千円程度になる場合があります。
本当に申し訳ないのですが、この制度が適用の場合、きもの医の判断としては「着用時に少々目立つ(かもしれない程度の)しみ・汚れが残ったままの納品」となります。
まことに恐縮ですが当店は極限までムダな利益を減らし、適正な利益だけでクリーニングやしみ抜き、和裁(外注)を提供しているため、しみ抜き返金制度適用時やキャンセル時などに最低ご利用額を1,800円と設定しています。
詳しくは下記をご参照くださいませ。
きもの医のホームページをご覧くださりありがとうございました。
m(_ _)m