着物の掛衿を自分で解決失敗
ベンジン・リグロインなら自分で解決できる可能性
無料画像見積もり回答まとめ

大量に溶剤を使う、で解決の巻

ベビーワセリンで汚れた部分を自分でベンジンで拭いたら輪じみができ、8千円まででキレイにできない?とご相談を受けたピンク系訪問着の左胸の2ヵ所のベンジンによる輪じみ画像(特定防止のため柄に加工あり)
ベンジン輪じみご相談時に提供を受けた訪問着・左胸の着物画像(柄に加工あり)

実際のご相談要旨原文

着物 泥沼※仮名と申します。 昨日お宮参りをいたしました。

 赤ちゃんの顔に塗ったベビーワセリンが抱いた際に左胸と左袖に付いてしまいました。  ベンジンで落とせるかと思い叩いてしまい反省しております。 画像をお送りしますのでお見積もりをお願いいたします。
※お名前以外は実際のご相談のコピペです。

自己責任で解決を

実際の処理手順ではありません
考え方・事実をご案内します

上記のようなご相談が届きました。LINEの友達登録が21時12分、冒頭のメッセージが入ったのが21時22分、かなりアセっていらっしゃる印象でした。

LINEで提供を受けた画像を見ると見事な手の平くらいの大きさの輪じみ2ヵ所のご相談です。ご希望額(希望なさる予算)は8千円以下で!というものでした。


実はこうしたベンジン・リグロイン・エリモトなどの市販品でご自分で処置し、「失敗した」「落とせなかった」「よりひどくなった」などのトラブルであわててご相談いただく事も少なくありません。

当店は着物をキレイにする代わりにお代を頂戴する係ですので、大変恐縮ですがこの内容のお問い合わせにはこのページでのご案内が全てとなります。

ただ情報発信する以上「ガッカリされる」のも困ります。お店の信用・信頼が崩れてしまうからです。

そこで一般論ではございますが、当店の代表的な回答をまとめてご案内させていただこうとこのページを作成しました。

このページの内容は全て自己責任で、
当店は一切責任を負いません。

なにとぞご理解の上読み進めていただければ幸いです。 

時間がない方はこれだけ信じて下さい。当店自らの売上が減るのをわかってて「正しい情報」を情報発信するのです。

使った溶剤を大量に用いると解決できるかも

詳細はこの後の章でご案内いたします。お急ぎの方に向けポイントだけ説明します。

ベンジンやリグロインなど、用いた溶剤を大量に使いましたか? もし少量しか使わず「輪じみができてしまった」だけの場合は、その溶剤を大量に用いる事で解決できる可能性がグググーッと高まります。あくまで可能性の話ですが・・・。
実際にエリモトという市販品を試した事がないのでエリモトは省きます。

やり方については申し訳ありませんが「火事に直結する可能性がある」ため、ご案内はできかねます。ネットで検索するとたくさんの自己流のやり方がヒットはずですので、チャレンジする方はそうした情報のうち「信頼できる」やり方をお試しください。

この実際のご相談いただいた方にも同じように「溶剤を大量に使う」とアドバイスしただけでしたが、その後「解決しました」とメッセージをいただきました。たまたま成功しただけかもしれないものの、成功すれば良しだと思います。

火が近くにない事を十分に確認して自己責任で「溶剤を大量に用いて」輪じみを消せるよう願うばかりです。

ベンジン洗い失敗相談への回答

落ち着いて思い出すのが重要

今ベンジンやリグロインで自力着物クリーニングに失敗した方がこのページをご覧になっている場合、とてもアワててアセっている事でしょう。

そうした精神状態では有用な情報を「誤って」読み違えてしまうかもしれません。ベンジン洗いリグロイン洗いで失敗して解決方法をお探しの方は、「まずそんなに急いで処置しなくても大丈夫です。ひとまずゆっくり普段の心理状態に戻しましょう。」とアドバイスいたします。

なんなら明日、あさっての処置でも大丈夫です。ベンジンでできた程度の汚れは急を要しません。このページを始め色々と情報を探し出しご自分なりのやり方を整えてから処置なさる事がとっても大事です。

重ねます。アワてて処置すると「失敗しやすい」です。アセってると例えば説明では「右を向く」とあるのに「右を向いてはダメなんだな」と誤解するものです。

ま・ず・は、ゆったりおおらかな気持ちを取り戻したら、このページをもう一度読み返してみて下さい。

実際の回答&やりとり

この項目が一番重要です
ベンジン汚れはベンジンで解決できる

ベビーワセリンで汚れた部分を自分でベンジンで拭いたら輪じみができ、8千円まででキレイにできない?とご相談を受けたピンク系訪問着の左胸の2ヵ所のベンジンによる輪じみ画像 ●汚れ部分に矢印あり(特定防止のため柄に加工あり)
ベンジン輪じみご相談時に提供を受けた訪問着・左胸の着物画像 ●汚れ部分に矢印あり(柄に加工あり)

■ベンジン拭きについて  今回ショックを受けられている事と存じます。落ち着いて確認いただければと思います。

Q.ベンジンで「落とそうとしたベビーオイル汚れ」は消えたり薄くなったりしましたか?

もし消えたけど周りに輪じみができた、ならベンジンを大量に使えばご自身である程度目立たなくする事も可能です。

もし薄くなったけど完全には落ちなかったなら、赤ちゃんの顔の何かしらの成分が汚れとなって付着しているかもしれません。この場合はやはり着物を専門にクリーニングする当店のようなお店で処置するのが適切と言えます。

※補足 「何かしらの成分」とは例えばよだれや汗を含んだ顔の皮脂成分などを指します。水分が混ざると「油を溶かす力しか持たないベンジン」では落としきれません。その場合は水や洗剤が必要になる可能性が高く、正絹着物の場合はご家庭での処置は非常にリスキーです、というご案内です。けしてセールストークではありませ・・・・・ん。(^^;

---追記・補足解説---

ベンジンで「消える」汚れはベンジンで落ちます。
 バカみたいな表現で心苦しい限りです。でももう一度言います。
ベンジンで消える汚れベンジンで落ちます。ご理解いただけましたか?
ここ、本当に重要です。ポイント中のポイントです。

このご相談例ではそもそも汚れの原因は赤ちゃんの顔に塗った「ベビーワセリン」でした。

画像でのお見積り依頼でした。画像にはクッキリと典型的な輪じみが出来た部分ができていました。そして見える範囲では「ベンジンで元のベビーワセリンの汚れは消えてっぽい・・・」と見えました。

つまりベンジンでベビーワセリンは溶けてなくなったものの、その後のベンジンの乾かし方で溶けた汚れが輪じみとなって現れているのでは?と考えられたのです。

そこで次のような回答を続けました。

→ベンジンでできた「新たな輪じみ」は・・・着物に元々付着していた・・・静電気や過去のクリーニングなどで着物にまとわりついていた油性の成分がベンジンで溶け・・・重要ですのでもう一度、「元の汚れ成分がベンジンで溶けた」ため、乾いたところで乾燥して輪じみになっただけです。

雨ツブが着物に輪じみを作るメカニズムを図解説
雨に濡れた着物には

上記ページで「雨に濡れたらなぜ輪じみができるのか」を図解でできるだけわかりやすくご案内しています。ページの中ほどに解説があります。

上記ページの内容を次のように変換して読むとわかりやすいと思います。

追記補足 雨粒はご存知のように「水」です。上記解説ページでは雨の水しみは「当店の格安みず洗い」だけでも比較的簡単に落ちるケースがある事を案内しています。つまり「水である雨粒汚れ」は「水」に溶けるので「みず洗い」が有効、です。これを今回のご相談例に当てはめると今回の汚れ原因物質である「ベビーワセリン」は「油」に溶けるので「油だけを溶かす力を持つベンジン」を大量に用いる事で解決できるかもしれない、という意味の回答となっています。

・「雨」→ベビーオイルなど油100%の汚れ

・「みず洗い」→ベンジン拭き、丸洗い、ドライクリーニング

ベンジンで落ちない汚れはお店のしみ抜きを

■クリーニングとしてのご案内  上記ページをご覧いただければおそらく理解は進んでいると思いますが、結論から言えば「ベンジンで消せる汚れは」ドライクリーニング、丸洗いで比較的簡単に落ちるものが多いと思います。

「一部は完全に消えなかった」部分は前述の通り何かしらの成分が付着して残っていると考えられます。そのためしみ抜き、汚れ落としなどで解決をはかります。

費用は次のとおりです。(手の平大の輪じみ2ヵ所)

・ベンジンで消せた場合のしみ抜き料金
  →3,600円 ※補足 裏地付き着物の丸洗い料金
・一部残る場合のしみ抜き料金
  →2,400~7,000円程度

追記補足 2つ目のお見積り額(最大時7,000円)は当店としてはどっちか言えば高額の部類でした。ご相談いただく中で画像はあるもののその他モロモロの補足情報があまりいただけなかったため、水溶性汚れを含んだ手の平大2ヵ所の汚れの可能性を考え最大額はこのようになりました。

【重要】 パールトーン加工などの防汚・防水加工の効いているものはしみ抜きや丸洗いの効果が薄まるため、少し割高になります。

またその場合、プロの処置でも輪じみをある程度目立たない状態まで追い込むのに「完全ではない品質での納品」も含みおきいただく必要があると思います。

追記補足 これも水を含んだ汚れがあり、ご相談者さまが積極的に提供されない情報の中に洗剤を用いたり濡れた状態で強くコスったりといった可能性があるため、パールトーン加工などがしっかり効いていたりなど最悪のケースを想定したものです。普通・・・一般的に言ってベンジンでできた汚れはしみ抜きで比較的簡単に落とせます。ベビーワセリンもそう、とご理解ください。

パールトーン加工等の防汚/防水加工でしみ抜き割高化
見積りFAQ パールトーン加工等問題

費用をかければある程度完全に近い状態に持っていけますが求める品質はお客さまにより違います。

何かしらの加工がしっかり効いていればご希望額:8,000を超える可能性があります。加工がなければそこまでかかる事は少ないはずです。

情報として冒頭のベンジンで「消えたか残ったか」がポイントです。

ベビーワセリンはベンジンで落ちましたか?

(失敗したとされる先の処置で)ベンジンで少しは薄くなったのですが、周りに大きな輪じみができてしまいました。
 自分で手を付けてしまって反省しています。

次は何時出番があるかわからない着物ですが、処分するのも寂しいので何とかなるならと思いお願いしてみようと思いました。

袖付付近のは消えていないように思います。

ありがとうございます。やはりショックが大きいので実際キチンと確認されていないようにも感じます。

輪じみはベンジンでできたものですので、案外楽に落ちます。
 重要なのは(落としたかったベビーワセリンが)ベンジンで拭いて「キレイになったかどうか」です。この点いかがでしょうか?

もし当店を含めたお店に依頼するおつもりであれば、輪じみができる事をあまり気にせず元のベビーワセリンが消しきれるかどうかを再度確認されるのも手です。

(ベビーワセリンが)消えたのか、残る(消しきれなかった)のかが判断の基準となるためです。

追記補足 繰り返しで恐縮です。ベンジンで消せる汚れはベンジンで消せた=溶かして除去できた汚れです。
ベンジンで拭いて残る汚れはベンジンで溶けない水を含んだ汚れと判断すべきです。

ベンジンで元の汚れが消えていたなら、あとはベンジンで作った新たな輪じみを解消するだけです。元のベビーワセリン汚れが残って除去できないようなら洗剤や水を使う必要がある汚れだと判断できます。

それは当店を含めた着物専門クリーニング店にしみ抜きに出すと解決できるでしょう。

【重要】ベンジンで溶けた汚れは
丸洗いやドライクリーニングで解決できる

また仮にベンジンを大量に用いた処置をして輪じみがヒドくなったとしても、ベンジンは油しか溶かせない溶剤です。同じ油しか溶かせないドライ溶剤を使ったドライクリーニングや着物の一般的なクリーニング法である丸洗いで「処置して日が浅いベンジン汚れ」は除去できると考えられます。

とは言え「必ず丸洗い・ドライクリーニングで解決できます」とお約束はできかねてしまいます。本当に自己責任で申し訳ないですが、ご自身の判断で進めていただければと思います。

ただし洗剤を使ったり水を使ってしまうとしみ抜き処置が確実に必要となり費用がドッと高額化してしまうため、ご家庭での処置はベンジンやリグロインだけを用いてください。

着物の見える気になる汚れを安く解決できる当店でも同じです。安いとは言え処置なさった内容によっては当店価格としては高くなってしまいます。

お家ではベンジンかリグロインだけの処置、これがきもの医のオススメお手入れ法です。

大量のベンジンを使った処置をして
着物に影響はないですか?

大量にベンジンを使っても大丈夫ですか?

■ベンジン拭きのやり方について ベンジンの説明書にある通り、火災のキケンがあるため安易な手法をお伝えしかねるところです。

ネットではたくさんの方がいろんなやり方を発信されています。要約すると輪じみで失敗!改善するには!?など「輪じみ対策」が見つけられると思います。

輪じみ対策とは、つまりベンジンを大量に使う事です。
ただ範囲が広い場合はやはり処置はやらない方が良いとも思います。

どんどんヒドくなる輪じみ

やっているうちにどんどん輪じみが広くなって諦めたんです。

わかります。先にご案内のページでご確認いただければと思うのですが、要はベンジンで着物に付着していた「ベンジンで溶ける汚れ」が見えるようになっただけです。

ベンジンでできた輪じみはベンジンで消せます。ただ消すには大量のベンジンを使う必要があります。

画像を再確認したのですが範囲が広いため、個人宅での処置は少し無謀かもしれないと感じている次第です。

着物クリーニングの定番・丸洗いはシンプルに言って「ドライクリーニング+手作業のプラスアルファ」です。

ベンジンと似た性質のドライ溶剤で洗うとベンジンは落ちます。ベンジンで溶け出した汚れ(輪じみ)も落ちます。

ベンジンで残った汚れにはいずれにしても手作業(しみ抜き・汚れ落とし)が必要となります。

費用見積もりに必要な画像以外の補足情報

わかりました。
お見積もりをして頂けると助かります。

何度も申し上げてすみません。費用見積もりに必要な情報が不足しております。

■必要な着物類の情報と画像
②前後の全体画像(処置内容を判断するのに非常に重要なデータです)
③裏地のある着物はお尻とその下の布地の色が確認できる画像

⑤わかる範囲で汚れの情報 汚れの原因とできた時期など
⑥パールトーン加工・○○加工などの加工がしてあるかどうか
⑦ご相談のお品の知りうる限りの情報提供

私どもにはご相談の着物の情報が何もありません。情報提供はぜひ詳細にお願いいたします。

上記に加え、今回最も重要な情報は『ベンジンで拭いて「キレイになったかどうか、落ちきらなかった」か』となります。
追加の情報提供へのご協力をいただけますようお願いいたします。
この時点でかなりアセった状態が続いているとお見受けしました。落ち着いて冷静になるのが大切なのに・・・。ともどかしさを感じたところです。
 ただ仕方がないとも言えます。LINEでいただいたご相談の時系列から「さっきベンジン拭きで輪じみを作ってしまった!」からの大アセリは人として普通の反応なのですから。

ご相談当日の最後のやりとり

後日写真を撮りできるだけ詳しくお知らせさせていただきます。
ありがとうございました。

こちらこそありがとうございました。ざっくりとした費用見積もりは前述しておりますのでここで引用しておきます。

費用は次のとおりです。
・ベンジンで消せる場合:3,600円
・一部残る場合:2,400~7,000円程度  ※パールトーン加工などの加工が効いている場合、割高になる可能性があります。

ひとまずよろしくご検討下さいますようお願いいたします。
ご相談いただきありがとうございました。

ありがとうございました。

と、ここで一旦ご相談は終わりました。時刻は23時過ぎ・・・。ミッドナイトな時間帯でした。落ち着いて冷静になっていただければ・・・と考えていました。

ベンジン輪じみの結果報告は
あっさり成功!

昨晩はありがとうございました。

たっぷりのベンジンでもう一度拭いたら綺麗に落とすことができました。

また、来週娘が写真スタジオでも着たいと申しますので、今回はクリーニングのお願いはしないことにしました。

貴重なお時間を頂戴いたしまして申し訳ありませんでした。

このメッセージは昨夜最後のメッセージをいただいた23:12の12時間後、翌日の11:15に届きました。一晩寝て落ち着くってやはり大切だと強く感じました。

お役に立てて幸いです。わざわざメッセージいただきありがとうございます。

大量にベンジンを使うやり方はほぼドライクリーニングに近い処置のため、汚れがなければ、またあっても気にならなければクリーニングは不要と、当店でも認識しているところです。

楽しく大切な記念日のお役に立ててよかったです。

今後も気軽にご相談ご活用いただければ嬉しいです。
ご相談いただきありがとうございました。

きもの医はベンジン拭きをオススメ中

このご相談はここまでです。これにて完了、ミッションコンプリートです。

公式見解としてはいただいたご相談にある意味100点満点の回答だったと一安心です。

ベンジンで作った汚れはベンジンで落ちます。大量のベンジンを安全に使える方が読んでくださったのならこのページにも意義が出てきます。

おそらくクリーニングでも解決は簡単だったのだと思います。このご相談例の中にある当店が提示した費用見積もりで言えば、しみ抜き:2,400円、丸洗い:3,600円で解決できたでしょう。(厳密には往復送料が必要でした)

これからベンジンで作ってしまった汚れを何とかしようとお考えの皆さま、いかがです?ベンジンやリグロイン購入して意を決してベンジン洗いして、失敗するかも?成功したらウレしい!を選択なさいますか?

当店ではベンジン拭きに対して肯定的、つまりオススメしています。リグロインも良い選択だと思います。

やり方は誰かの情報発信をご参考にしていただければと思います。自己責任です。絶対に火に注意してください。

ここで当店からの一言です。

ご自身が気にならない汚れは「汚れではありません」。第三者の目は皆さんが思う以上にお召しになった着物をセンボウノマナザシでご覧になります。目の保養だと、愛でられます。

ご自身が気になる汚れだけを解決するだけで十分だとお考えいただくのが大正解だと、当店では発信しています。

着物のクリーニング代は節約し、できれば浮いた費用を新たな帯揚げ伊達締めゾウリ長じゅばん羽織、そして着物に使っていただければこのページの意義は大きなものになります。

着物を着る機会が増える →クリーニング代を節約する →とは言えいずれ気になる汚れが出てくる →着物クリーニングに出す →これが当店が考える好サイクルです。

クリーニング代を使いすぎて新たに一目惚れした着物を買えないのは本末転倒です。

ここですかさずセールストークです。着物の見える「気になる」汚れを安く解決するクリーニングをご希望の節は、「着物の見える汚れを安く解決する宣言」の当きもの医にもぜひ相見積でお声がけくださいませ。

願いは以上です。(^^;

あとがき

いかがでしたでしょう?ポイントはご理解いただけたでしょうか?

堅苦しく説明する事もできたのですが、そんな文章では「読んでられると思っているの?バカかこの店は」と途中で読むのをあきらめられる方もいらっしゃいます。

そこで内容はアチコチ散らばってはいますが実際の時系列でのやりとりをほぼそのまま描写いたしました。

お役に立てたなら幸いです。

ベンジンで作った輪じみの解消
→大量のベンジンかCL依頼クリーニング

このタイトルが全てを物語っています。

今回のご相談例はご相談主様が自らの判断・自己責任で思い切ってベンジンで拭いた結果作ってしまったベンジン輪じみを大量のベンジンを用いて再チャレンジした結果、解決できた成功例です。

火災も起こさず着物のトラブルも解決でき、本当に良かった良かったです。え?えぇえぇ・・・本音です。心の底から・・・良かったと感じていま・・・す。(^^;
お役に立てたというところでこのご相談主様には好印象だったでしょうし、好例で広く情報発信に適した内容だったのでこのページを見た皆さまにも印象深く残り、いずれ当店の利用につなが・・・。いいえ、本音で自力解決、おめでとうございます、です。

最後まで目を通してくださってありがとうございました。今後の参考になったなら本望です。

最後に大注意点をもう一度。

ベンジンやリグロインは商品ラベルにしっかりと「火災に注意」とあります。換気は必須です。火は近くにあってはいけません。乾燥中こそどんどん空気中にまぎれていくので火に注意です。

火災は「まさか」という後悔を生みます。後悔先に立たずです。後悔しないよう十分に配慮し自己責任でご判断下さいますようお願いいたします。

きもの医のホームページをご覧くださりありがとうございました。
m(_ _)m