着物しみ抜きが安くなる理由
本来ナイショに内容を公開!

着物しみ抜き料金が高くなるのを
工夫が中心の頭脳プレイで解決?

ナイショ話 着物しみ抜き料金は
ほんのひと工夫で安くできる!

クリーニング品質を高めながらも
実現できる、しみ抜きの低料金化

毎回安くするための苦労はほとんど無し?
その理由とは


前章:準備中

当ホームページ上で着物専門クリーニング店として「着物の汚れを安くキレイにします」とさんざん申し上げています。

「毎回毎回大変ねぇ。いつも安く仕上げてもらってごめんなさいね」

時々このようなご感想をいただきます。

非常にありがたく、はげみになっています。

本来はだまっていた方が良いとは思うものの正直な経営をモットーにしているので・・・ナイショのお話をひとつご披露いたします。

実は当店が着物の汚れを安くできるのは、7割方すでにできあがっている料金システムのおかげなのです。

サービス料金を作り上げる際にさまざまな手法・技術・工夫を取り入れた結果、そもそもが安くなるようにできている、という訳です。

頭脳プレイです。

過去に一所懸命考えに考え抜いたプラスの遺産:料金システムが効いて効いて効きまくっています。

そもそもの設定料金自体が安い上、ご依頼いただいた際もスキを見つけては課金システムにメスを入れ、安くできるよう工夫しているだけなのです。

例えば4ヶ所のしみ抜き依頼があり、最初の料金見積もりが1ヶ所2千円だったとします。

1ヶ所ずつ料金表通りに計算すると合計額は8千円です。(この時点ですでに安いのです)

ここで合計作業時間を再計算します。

少しわかりやすく極端にご案内します。

1つ1つのしみ抜き料金見積もりには「余裕を持った作業時間」分をコッソリ仕込んでいます。

1ヶ所あたり5分の余り時間を含んだ見積もりとすると、4ヶ所のしみ抜きの場合
5分 ✕ 4ヶ所 = 20分
このように4ヶ所のしみ抜き注文では20分もあまり時間が出てしまいます。

これではフェアではありません。利益が大きすぎ、もうけすぎになってしまいます。

ここでもう一度よく着物を見てしみ抜きテストをかけ、余裕時間分を再計算します。再計算の結果、10分で十分だ、となればマイナス10分のお見積りになります。

これだけで10分分のしみ抜き料金が不要にできました。

「安く仕上げるための苦労はあまりありません」と書いてしまえばそれまでですが、実際行っているひと工夫はこのような作業で、理解すれば「な~んだ」くらいの感想に落ち着くのではないでしょうか。

重要なのは、だからと言って着物の汚れ落とし品質を落としているのではないという点です。

着物をキレイにする技術を高めつつ安くできる料金システムを作る際、これでもか!というほどいろんな洗剤・しみ抜き剤・溶剤をテストしました。

当店がもっとも重視しているのは確実に効率的に汚れを落とす事ができ、さらにその料金を安く維持できる技術と洗浄剤です。

それにより着物のしみ抜き成功率を高く維持できています。

料金も「え?」レベルの低料金だと自負しています。

ボッタクリを自主規制
低価格な料金をHPで表示する店は
ムリな高額請求ができません

当店で仮に2万円の見積もりなら・・・
普通のお店なら3万円超えは確実


安さを決定づける工夫を仕込んだ料金システムの効能に戻ります。

通常、着物の しみ抜きを手がけているお店で3千円の作業があるとして、例えば当店ではその料金が1,600円だったとします。

当店ではこの料金は料金表やビフォーアフター例の中でできるだけわかりやすく表示しています。

ビフォーアフター例で参考価格1,600円となっていたクリーニング結果の画像を見て「私の着物と同じような大きさの同じような汚れだ!」と感じた方から当店に見積もり依頼が入ります。

そのような場合、汚れの原因の違いや色落ちの可能性などから多少割増しのお見積りになる事も考えられます。ですが・・・

「安いって言うから相談したら予想に反して12,000円だった!」

このようなお見積りになる事はあまり考えられません。

こんな無茶なお見積もりをご案内すればば一気に信用を失います。

ネットショップでは過剰な高額請求につながるようなお見積りは、絶対にご案内できない事なのです。

当然そんな事はいたしませんし料金課金は常に時間設定に照らして行いますので、その点についてはご安心の上でご相談くださればと思います。

もしビフォー・アフター例でクリーニングしようかと検討中の着物にある汚れと同じような汚れ方で表示されている参考料金が1,600円だったのに、お見積りしたら6,000円や8,000円になる場合 ───

おそらく黄色い変色・茶色の変色のしみ抜き漂白処理がからむ内容のしみ抜き案だと想像できます。

変色の復元処理には しみ抜きと漂白という2つの作業がセットになる処理を行います。

漂白作業は変色を無くす作用がある化学反応処理です。

この漂白作業はその効能の副作用として着物の地色や柄の染料を脱色させる力を持っており、現在の技術力ではその力をコントロールできません。

ひとくちに言って脱色しやすい着物だとテストの結果判定したら、脱色した部分がもともと汚れていた状態よりも目立つおかしな結果につながります。

そこでお見積りの中では脱色したら?の場合にそなえて染色補正料金までご案内した結果、本来なら1,600~3,000円程度でおさまるはずの作業に脱色時の染色補正料金まで含まれて割高見積もりにつながる可能性があります。

いずれにしても安さをひとつのウリにしている着物専門しみ抜きクリーニング店として、理由なきボッタクリ価格は一切ご案内しない事をここでお約束させていただきます。

当店ではこのように「あらゆる着物しみ抜き・クリーニング料金をできるだけ参考価格として表示する」のを心がけています。

すでに少しずつですが参考料金付き着物しみ抜きビフォー・アフター例でご案内が進んでいます。

ぜひたまにお立ち寄りいただき、参考料金を元にご自身でも検討してみてください。

着物のしみ抜き料金のオープン化が進み、どなた様でもカンタンにご利用料金があらかじめ見当がつくような時代が来る事を祈ってやみません。

あ、ご利用はお気軽にどうぞ!(^^;

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きもの医のホームページをご覧くださりありがとうございました。

m(_ _)m