着物の汚れは気にならないから
汚れじゃない!←正解!

人は着物を愛でるため着物を
着ている人を見る!(^^

気になる汚れは汚れ、気に
ならない汚れは汚れじゃない
これが基本スタンスのお店

考え方
着物をお召しの方を見る時
着物の汚れを探しますか?

すでに着物愛好家の皆さま、仕事で着物を着る皆さま、着物に不慣れな初心者の方やこれから着物を着ていこうという ───

おしゃれ心あふれる美しくてセンスが良く心がすばらしい皆さまに、ぜひ心に留めてほしい事があります。

それはご自身が気にするほど他人の目はキビしくない、という点です。

ん?なんのコト?

特に着物に不慣れな初心者の方やキッチリした性格の方、直らない完璧主義を自認している方にオススメの考え方に、人は他人の服の汚れを積極的に探し出そうとしない、とご理解いただきたいのです。

街中や乗り物の中、観劇時、仕事で着物をまとう料理店の女将さん、クラブ・ラウンジ・スナックのママさんたち ───。

皆さんは着物を着ていらっしゃる方が近くにいらっしゃる時に、その方の着物に汚れがないか探した事がありますか?

着物をキレイにする係を担当する私どもが思うに、着ているモノの汚れは偶然に「目に入った」「目に飛び込むように見えた」以外、第三者にはバレないと思うのです。

本当にハッキリくっきりした汚れしかバレないのでは?と考えています。(バレたところで、それが何?何か問題が?とも感じたりしています)

着物を着たご友人から「ちょっと汚れてないか確認してくれない?」と言われて汚れを探しせば汚れを見つける事があるかもしれません。

しかしほとんどの皆さまは誰かが来ている着物を見て、汚れを一心不乱に探してやろう!との下品な事はされないと思います。

皆さま、ご自身を振り返っていかがですか?

私たち着物をキレイにする係である着物専門クリーニング店の役回りは「キレイにして!」との依頼にお応えするというもの。

ですのでご依頼があれば一生懸命汚れを探します。そしてご注文があった汚れだけ処置し、キレイにしてお届けします。

ご自身で市販の着物汚れ処理剤・ベンジン・リグロイン・エリモトなどを用いてかけえりの筋状汚れを拭きとり処置している方もいらっしゃる事でしょう。

拭き取り処理しようとしている着物に対して、処理後に輪じみになってないか?、汚れは落ちたか?元の状態よりもマシにできたか?、と目を皿のようにして確認した経験があると思います。

ところがその他大勢の、特に着物に不慣れな方・着物初心者の方にはそもそも着物はキレイなものだ、着物を着ていらっしゃる方は着物をキレイにクリーニングして着ている、という思い込みがあったりします。

そして人間の目は時として非常に優秀な能力を発揮しますが、普通に生活している限りは非常にボンヤリとした情報を脳に送っています。

人の目はパッと瞬間的に見た時、ボーッとしている時に数秒凝視した時、歩いていたり話していたりしながらのながら時など、見ているモノをボンヤリみているらしいのです。(という情報の受け売りです)

よほど「探し出してやる!」と意気込んで集中しない限り、着物を着て動きのある中その着物の汚れを見つけ出す事はほとんど不可能に近いものだといいます。

もちろんパッと見た時に瞬時に目に焼き付くほどの目立つ汚れなら多くの人に発見されてしまうかもしれませんが、あまり目立たないような汚れならそうそうわからないものです。

最近、他人の服の汚れを
見つけましたか?

着物の汚れを知ってる人以外、
汚れは意外に他人にわからない

この考え方をイマイチすんなり受け入れられない方はご自身の直近のお出かけ時に「他人の着ている服の汚れ」を何回発見したか思い出してみましょう。

おそらく ───
この文章をお読みのほとんどの方は汚れ発見の経験がなかったのではないでしょうか。

確かに着物は街ナカで目立ちます。でもよほど目立つところに目立つ汚れがなければ、ほとんど汚れはバレないと思います。

なぜなら現代の日本では大多数の・・・おそらく100人いれば98人以上の方は着物の柄のルールをご存じないはず。

着物の柄のルールを知らないという事は、パッと見て目に入った柄が「柄」なのか「汚れ」なのか判断できない状態とも言えます。(誰の目にも汚れに見える汚れは別として)

もっと言えば着物の持ち主でさえ、正確に着物の柄を覚えていらっしゃらないはず。

「あ~、汚れてるぅ!」と見つけてしまっても一旦落ち着いて考えましょう。

もしかしたら・・・その汚れに気づく人は、ほんの一握りかもしれないのです。

考え方
他人の目線を距離で考えてみる
人の目の位置は何メートル先?

突然ですが身長は何センチですか?

男性はざっくり言って着物がまるっきりわかっていませんし女性に比べ着用している服や着物の汚れ発見能力も相当低いので、こと「汚れがバレる」件については無視できるレベルでしょう。

おおざっぱに分けて胸元や顔に近い部分、肩や二の腕付近の汚れは発見しやすいものです。それは後ろ側の背中側でも同じでしょう。もし気になる汚れがこの周辺にあるなら、しみ抜きの依頼を考えても良いかもしれません。

気になっているのでしたら。

下半身部分の汚れはバレにくい

相手が立ってる時の視界は

着物のすそは汚れが目立ちにくい場所です。同じ意味で帯より下、特に下半身にあたる部分も目立ちにくいのではないでしょうか。

それはなぜかを考え、できるだけわかりやすくご案内してみます。

着物のすそは立っている時、地面から10センチくらいの場所にあります。アナタが着ている着物を誰かが見たとします。

相手が立っていれば、その方の目の位置からアナタがお召しの着物のすそまでざっくり1.5メートルくらいの距離があります。

1.5メートル先の5ミリや1センチくらいの薄い汚れなら、探そうと思わない限り見つけられないものです。

だまされたと思って今いる場所の1.5メールくらい先をサーッと見回してみましょう。

それほど気にかかる汚れや違和感を感じるモノがありましたか?

あったとしてもそれほど気になるような汚れ・違和感でなければ見ながらスルーできるのではないでしょうか。

「別に気にならない」と。

座ってる相手の視界は

アナタが着物を着て立っているとします。電車の社内、歩いている時、立ち話中、買物時・・・。

誰かが座っている場合、その相手の目からアナタの着物のすそまでの距離はグッと縮まって1メートル強くらいの近さになるでしょう。

1メールという距離は非常に近いです。近いですが、意識なくパッと流して見ているだけの他人が来ている着物です。

モノ珍しさでながめても、ジーッと探さない限りは多少の汚れは目に入らないものです。

目をつぶって想像してみましょう。
そのくらいの距離が離れている、めずらしく着物を着ている方をジッと見ている状況を ───。

無地の着物ならともかく、普通は見た着物の目に入る部分の柄を目で追っていませんか?

お花や草木が描かれていればお花や草木を、伝統の金駒刺繍があれば金駒刺繍を。

着物に心得のある方なら着こなしや帯の合わせ方、帯締め伊達締めや小物に目が行くのではありませんか?

先にも触れましたがそもそも他人の服を見る目には悪意ある「汚れ発見」の気持ちがないので、興味のある事に目は行きがちです。

逆に「汚れがあることを知っている、汚れのありかを知っている方」が気にしているその汚れは、実際はほとんど陽の目の当たらない目立たない汚れである可能性が高い ───

着物専門のクリーニング店として、責任を持ってこう言えます。

相手が立っていようが座っていようが、その人が他人の服・着物の汚れを探す気にならなければ、そしてその汚れがハッキリクッキリ目立つ汚れでなければ「汚れているとは感じない」という事を。

着物の柄は千差万別 柄の
ほとんどは一期一会の出会い

街ですれ違ったりお店で隣り合わせの方が、アナタがお召しのそのお着物をご覧になるのは何度目でしょう?

おそらく全て全員と言っても言い過ぎではないほどの方がアナタのその着物を見るのは初見、初めてご覧になるのではないでしょうか。

モノ珍しさもあり街で出くわすお着物姿にはついつい目が行くものです。

ところがたいていは「着物はやっぱりステキだなー」「わたしも着物を着て街に出てみたいな―」「キレイな柄だなー」「ん?これは小紋なの?訪問着なの?付下げなの?」という、ポジティブな目で見ていらっしゃるはず。

仮に目立たない汚れを発見されてもそれがどれほどのダメージでしょう?

着ている服・着物の汚れを第三者に発見されたとして、それはとても日常的でとても普通の ───とても小さな出来事です。

人生が終わる訳ではありません。

単にお召しの着物の汚れがごく一部の人にバレたとしても ───

寝坊して朝食の洗い物をできずに流しに置いただけ、
寝グセが残ったまま出勤しただけ、
夕食直前にご飯の炊飯スイッチを押し忘れていただけ

・・・このように、日々の生活の中で普通に起こっている取るに足りない、なんでもない事です。

申し上げたいのは、多少の汚れに気をもんで着れるかもしれない機会を逃すのはとても残念だという点です。

晴れやかな場へドレスや着物をお召しになる体験はとてもステキなものです。

ドレスなど洋服の汚れは気にされない方でもこと着物となると小さな汚れでも気になる事があるようですが・・・。

大舞台・格式のある場でない限り、カンペキにキレイでなくとも他人の目には「汚れを探そう」というよりも「羨望の眼せんぼうのまなこ」目線だと思います。

気持ちよく十分にお楽しみになってくださればと思います。

もし小さな汚れがどうしても気になるようなら、ぜひしみ抜きだけで利用できる当店にもお見積りのチャンスをいただければと思います。

考え方
気になる汚れがあったら?
やっぱりクリーニングが必要?

今すぐ、またはいずれ着物をクリーニングに出そうかな?とお考えの皆さま。

そのクリーニングしようかな?とお考えのお着物、なぜクリーニングしたいのですか

もし部分的に目立つ汚れがあるから、という理由なら、2千円くらいで目立たない程度になれば良し、という汚れでしょうか?

それとも1万円くらいかけて絶対にわからないくらいキレイにしてほしい汚れでしょうか?

当きもの医はご注文に際し、このようにお客さまがご予算に応じた注文が可能です。

着物だから、という理由でご自身が気にならない、ご自身でも気付いていらっしゃらない汚れを必ずしもキレイにする必要があるかどうか、一度お考えいただきたいと考えています。

もちろん着物をキレイにする係としてはあらゆる汚れをキレイにして!というご注文はウレしくて心躍りますが、そんな事をしていたら着物を着る機会が減る一方です。

着物に限らず、おしゃれ着の汚れをキレイにクリーニングしたいのは皆さん同様です。費用がかさまなければ、全てのお気に入りの服・着物をキレイに美しい状態で保存したい、との思いはとてもわかります。

そこで現実的に考えてみませんか?

気になる汚れは汚れとして認定。これは仕方がありません。

気にならない、費用によっては落としてもいいかな~程度の汚れは、結構ご自身が気にしているだけで、他人さまには「あらそう?そうだったの」くらいの受け止めで終止する汚れだったりもします。

ご自身で外出時のご自身の視線と汚れ発見力を問うてみましょう。

あれ?と思うくらい、他の人が着ている着物の汚れに気付いてないのでは?
皆さんそうだろな~と私どもでは考えています。

他人の視線を気にするあまり過剰に着物の汚れを気にするのではなく、気になる汚れさえキレイになればその着物はキレイになった!ととらえましょう。

そして1回、1日でも多く着物を外出させてあげてほしいと思います。
もちろんそでを通して。

当きもの医はお客さまが気になる汚れを汚れ、気にならない・クリーニングをスルーできるとお決めになった汚れは汚れではないと考えます。

そんな、ちょっと変わったお店です。

きもの医のホームページをご覧くださりありがとうございました。
m(_ _)m


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