着物丸洗いと言えば
新スタンダードの
格安着物みず洗い?

丸洗い=ドライ洗い
から丸洗い=洗い
気持ちいいのは・・・

格安着物みず洗い
スタンダードに

この章では特にみず洗いにスポットを当て、クリーニング費用の安さ洗浄パフォーマンスそして問題をオープンにいたします。

目的は皆さま自身で着物ごとにクリーニング方法が適切なのは丸洗いなのか水洗いなのかを判断しやすくする事です。

ほんの少しのデメリットどう考えるか?良しとするか無しととらえるか?

正絹着物をクリーニングする目的から考えれば、多くの着物で利用できる新たな着物クリーニングのスタンダードになり得ると確信しています。

格安着物みず洗いを
着物クリーニングの
新スタンダードに

格安着物みず洗いは
安さ洗浄力納期ともに
別次元のパフォーマンス

一度当店独自開発の格安着物みず洗いコースを経験いただければ ───

ほぼ全ての方がその洗浄力や、そでを通す際の快適さスッキリ感をご実感いただけると考えています。

それほど、洗浄パワーにおいては今着物クリーニングの主流の丸洗いの比ではありません。

水洗いによる汗やカビや防虫剤のニオイ除去力は絶大で、洗い張りを含む水洗い工法以外では体験できない次元の仕上がりをご実感いただけます。

そして特にみず洗いの料金は格安設定で、日本中の多くの着物クリーニング専門店の丸洗い料金を大きく下回っています。

安さと洗浄力のコストパフォーマンスは唯一無二だと言い切れるほどです。

ここまで読んだ方の中には「じゃ、これからはこの店のみず洗いを注文すればいいのね」とお考えになるかもしれません。

ところが開発した私どもお店側が自認している問題点があります。

それは着物の形のまま水洗いする事で起こる生地の変化、中でも縮みと型くずれです。

しかし立ち止まってよく思い起こしてみてください。

今所有されているお着物は全てご自身の寸法に合せて作った着物ですか?


誤解を恐れずに言えば、ざっくり多くの正絹着物の身丈が1ミリ~15ミリ縮みます。

縮みが小さなもので1~5ミリ程度、大きく縮むもので15ミリ程度縮みます。

残念ながら水洗いで縮むのが3ミリなのか15ミリなのか、洗ってみるまでわかりません。

一部、紬-つむぎ-系生地は縮みが少ない、という点と縮緬-ちりめん-系生地やその他伸縮性のある生地は大きく縮む、という点がわかっています。

縮緬系・伸縮性のある生地も様々な工夫と技術で、その他の生地のように最終的な仕上がりサイズが1~15ミリ程度の縮みで済む事も判明しています。

「そんなに縮むのならお客さんからお金をもらって行う、商業クリーニングとしてはおかしいのでは?」

そんな声が聞こえるようです。

ところが ───。

商業クリーニングの代表格であり現在の正絹着物クリーニングのスタンダードである丸洗い(=ドライクリーニングベース)でも、実はほんの少し縮んだり型くずれする事があります。

着物の形のまま水で洗うよりも収縮率や型くずれ度合いが小さく済む事がほとんどなので、多少縮んだり型くずれしても報告する必要がないくらい ───そんな風にとらえていただければと思います。

寸法に余裕があれば・・・
普段着と冠婚用着物を
分けて考えてみる

着物の普段着というジャンル。

もし今「クリーニングしようかしら?」とお考えの着物が普段着として着ているもので、さらにサイズに余裕があれば多少縮んでも問題無く着れる可能性が大です。

今更説明の必要はないとは思いますが、普段着は洋服で言うところのスーツやセットアップ、ちょっとがんばってキチンとしたワンピースやミニドレスなどのジャンルに相当する着物です。

中でも肩ヒジはらずに着れる夏のゆかたなどは普段着物を着ない方でも多くの方がおしゃれ着としてチョイスし、目にする人々を楽しませている事でしょう。

正絹、シルク製の着物でも小紋や付下げやつむぎなど、ゆかたと同じように外出の際に楽しんでいるきものファンの皆さま。

着物のクリーニング代、正直アタマがイタイ問題ではありませんか?

着物を趣味でよく着ていらっしゃる方は小紋やつむぎや色無地など普段着をよくお召しだと思います。

お仕事で着る方なら仕事着として訪問着や黒留袖・色留袖も着る機会が多いはず。

そんな普段着や仕事着の着物に1万円前後出して毎回クリーニングするのは現実的ではないと思いますがいかがでしょうか。

格安着物みず洗いは淡い色目や単色の着物なら裏地がないタイプで2,400円から、裏地があるタイプの着物でも2,900円から水洗いできます。

何回か着てよく汚れるかけえりに筋状の皮脂・ファンデーション汚れがあるなら、みず洗い料金に追加注文で「えり水洗い:500円」を追加すれば、丸洗いでえりを拭くよりも強い洗浄力で洗えます。

水で洗う強み・・・というか、えりの汗汚れもしみ抜きではなくえり水洗いの500円で落とせるのです。

そで口内側に手首や二の腕でこすれた皮脂汚れがある場合、ほうっておくとだんだん変色が進んで終いには脱色してしまいます。

みず洗いならえりと同じように「そで水洗い:500円」を追加するか、えりも汚れているなら「えりそで水洗い:800円」を追加すれば、裏地付きの普段着でも安く洗えるものなら
  2,900+800=3,700
このように3,700円でえりとそで口と全体の汗抜きができるクリーニングが注文できます。しかも税込みです。

汗抜きとえりの汚れとそで口内側の汚れ ───一般的な着物クリーニングだといくらかかるでしょう・・・。

他店と比べて「うちが優位だ」と言いたいのではありません。

なぜなら、みず洗いには決定的な欠点があり、みず洗いできる品を選ばざるを得ないのです。

当店や日本全国で行われている丸洗いに比べると多少とは言え縮んだり型くずれ感が出たりするクリーニング法なので、すべてのどんな着物でもみず洗いを注文してください!」とは口がすべっても言えません。

表地が淡い色目の着物の場合、八掛が差し色で濃色、しかも赤や青、緑の原色系の色使いなら、水洗い特有の色落ち問題まで出現してしまいます。

でも ───。

普段着や仕事着に、「絶対1ミリも縮んだらダメ!」というようなシビアな要求がありますでしょうか。

当店では「そんなシビアな仕上がりを求める着物ばかりではない」と考えており、実際、特に普段着のカテゴリーの正絹着物を裏地のあるタイプですらよくご注文をいただいています。

多少大きめなら、中古やアンティーク、お仕立て済みで購入した、寸法に余裕のある着物なら ───

そしてその着物が普段着や仕事着であるなら、格安着物みず洗いという最強最安で水洗いできる着物クリーニングコースは、丸洗いにとって代われるパフォーマンスがあると言えます。

濃い色目や赤と白、肌色に黒などの濃淡2色づかいの着物、八掛が差し色の濃色で表地が淡い色など、2,400~2,900円では水洗いできない着物もありますが、洗い張りのように数万円ではなく数千円です。

多くの正絹着物を多少の縮みと型くずれさえ受け入れられれば・・・割り切れれば、丸洗いとは比べ物にならないほどのスッキリとした仕上がりが授受できます。

サイズピッタリの着物、気持ち小さめの着物にはさすがにみず洗いに向いているとは言えません。

ただ当店では格安お直し・お仕立ても扱っているため、みず洗いに身丈補正、袋状しわ補正などを追加したり、洗い張りするかのように寸法を完全にご自身のものに仕立てかえする事も可能です。

しかも一般的な洗い張り+お仕立て直しを提供しているお店に比べると非常に安価に利用できます。

ですが洗浄力にこだわるのなら ───。

洗い張りに比べるとみず洗いの洗浄力は劣っています。

洗い張りは現在においても最高最強の着物クリーニング方法です。数万円でなくせめて1万5千円程度で受けるお店が出てくれば、それこそ丸洗いに匹敵するくらいの注文を集めるかもしれません。

当店での検証では確かに洗浄力で洗い張りには及ばないものの、みず洗い各コースの洗浄力で必要十分だとの確信があります。

数万円の乳液でなくとも、数千円の乳液で ───

高級店のオリジナルスイーツでなくとも、コンビニのスイーツで ───

ネットで話題のダイエット食品でなくともネット情報を駆使すれば ───

それぞれの目的にそれほど大きな違いはないと思うのですが、皆さんはいかがですか?

一日がんばった今日のご褒美で発泡酒じゃなくて缶ビール、町のたこ焼き屋さんのたこ焼きでも、十分においしく満足できる ───

話がアチコチ行きますが、最高のサービスでなくとも必要十分なパフォーマンスは味わえるはずです。

数万円の洗い張りか、数千円のみず洗いか。

カンペキな仕上がりか、ちょっと縮む仕上がりか。

普段着や仕事後に着物に必要なクリーニングはどちらでしょう?

当店の提示する答えはみず洗いです。

シビアな仕上がりを求めるならお直しやお仕立て替えのセットプランもあります。

その全てが洗い張りより格安で利用できます。

重ねて申しますが、正絹着物を水で洗うクリーニングとしては洗浄力と仕上がり品質だけを見ると洗い張りが最高です。これは間違いありません。

普段着や仕事着に用いる着物のお手入れで求めるものが「次にそでを通す時の快適性やスッキリ感、気持ちよさ」なら、ぜひ裏地の無い着物や下着に当たる長じゅばんからちょっとずつお試しで利用してみてください。

着物何点かに1点は、みず洗いAコースととっても相性が良いと、お気づきいただけると確信しています。

ご相談はいつでもお気軽にどうぞ。

皆さまからの格安着物みず洗いへのご相談を今か今かと心待ちにしております。

きもの医のホームページをご覧くださりありがとうございました。
m(_ _)m