特急仕上げ料金 | 送る送料 / 返却送料 | お宮参り七五三料金 |
丸洗い料金 | 仕上げアイロン料金 | えり洗い料金 |
みず洗いAコース料金 | 染み抜き料金 | 格安汚れ落とし料金 |
黄ばみ/変色処理料金 | 格安柄足し料金 | 部分汗抜き料金 |
縮み復元補正料金 | バラシ着物みず洗い料金 | スレ毛羽立ち補正料金 |
寸法直し/お直し料金 | お仕立て料金 | 虫/陰干し・汚れ検品料金 |
たとう紙/文庫販売※ | 正絹半えり販売※ | 吸湿紙販売※ |
※ 当店のクリーニングご利用時に限りご購入いただけます。 |
当店へご相談の際はムズかしくお考えにならず、ご自身が希望する内容を下記のような普通の言葉でお伝えください。
着物のクリーニングの勉強をする必要はありません。
「丸洗いをお願いしようと思うんですが・・・」とのご相談をよくいただきます。
しかし経験上、着物クリーニングで一般的な丸洗い(京洗い・生洗い・『屋号』洗い)の本当の中身を理解している消費者は多くない、と痛感しています。
それは着物販売店スタッフや着付け/お花/お茶/日本舞踊などの習い事の先生方やスタッフの方も同じです。
実はえりの筋状汚れなどごく一部を除き、正絹着物の見える汚れは手作業である格安汚れ落とし・えり拭き/えり洗い等部分洗い・染み抜き・変色処理・格安柄足しなどでの処置が必要です。
また仕上げアイロンだけのご利用も可能です。
丸洗いはえりやそで口以外の見える汚れをキレイにするのにあまり効果的だとは言えません。そのため当店では丸洗いセットを必須とせず、気になる汚れだけをキレイにしてとのご要望を広く承っています。
『本当に丸洗いで良いのですか?』と逆に質問すると、後に上記例のような本音を伺う事ができます。
上記例のような直接的な希望を伺う事で、ご相談者様にとって『迷う要素の少ないお見積り』が可能となります。
ぜひ上記例のような普通の言葉でご希望をお寄せいただき、余計な処置を含まない適切なお見積りをお受取り下さい。
目指すのはあくまでも正絹着物を安くキレイにできる、と広く知られるような着物クリーニング店です。
「このしみは落とせませんでした。これ以上の作業は生地を傷める可能性があり、作業を中段せざるを得ませんでした」
この文言を日々色んな着物にくっつけて納品するのは、非常に恥ずかしい事だと考えています。
もちろんどうがんばっても、どう工夫しても、どうにもならない汚れがあるのも事実ですが・・・。
それでも何とかしたい!
まずそう考えるところから始まるのだと考えています。
このような言い訳を連発するような、次回ご利用・リピート利用につながらない残念な品質では、ご利用いただいたお客さまから支持を得られず着物クリーニング店として生き残れない事を重く受け止めています。
着物は洋服とは違い、柄足し工法という汚れの上から柄を描き、汚れ・しみをかくすという画期的工法が比較的よく使われます。
ただ ───。
この柄足しは柄が複雑になればなるほど料金が比例して割高になります。
もしこの柄足し技法を効率化し、費用を日常的に利用できるくらいにまで安くできたら一体どうなる・・・?
この考えで生まれたのが当店の格安柄足しで、当店独自の格安デザイン柄が生まれたのも「まず安さありき」で発想したからです。
まずお客さまの希望する汚れだけはなんと
してもキレイにできるようになろう。
そのためにしみ抜きも柄足しも
丸洗いも水洗いも汗抜きも
全て工法・手順から見直そう。
ナゼそんな面倒な事をするのか?
これまで通り、世間で一般的な相場の
料金でいいのでは?
いいえ、
それでは着物のファッションアイテム化へ
プラスになる活動にはなり得ないと
考えているのです。
まず「このしみは落とせませんでした」を徹底的に無くす、少なくする。
この事が着物クリーニング店としての必要最低限な考え方だと、肝に銘じているところです。
昼のスペシャルすしランチが2,500円。
夜10,000円~のおすし屋さん、夜食べに行くと一人あたりの予算が1万円~。
大阪なら十分に高級店を名乗れる価格帯のおすし屋さんの激安ランチはそそられます。
ふつうに2,500円のランチ、と聞くと結構な額です。キッカケがなければ中々足を運びにくい金額だと思います。
一般的なランチ定食なら6~900円程度、スーパーのお寿司パックなら4~800円程度で買え、美味しくいただけるお店がほとんどです。
もしどこかのお店で激安400円のランチを食べた時、一口食べた瞬間に「失敗したっ!激マズッ!」と感じたら、次回また食べに行くでしょうか?
逆に感激するくらいのおいしさに満足したら、ランチ代2,500円でもまた食べに行くでしょうか?
結局、コストパフォーマンスに優れているかどうかだと考えています。
ドレだけ着物を安くキレイにします、と言っても洋服に比べ費用は高くなりがちです。
当店はランチ代2,500円でも2,500円を大幅に越える価値=品質を感じればそのお店のファンになっていただける、そんな考え方で運営しているお店です。
例えばしみ抜き料金が2,500円かかったとしても気になっていた汚れがきちんとキレイになり、コストパフォーマンスを実感いただければ着物を安くキレイにする店だと知っていただけると考えています。
きもの医は一度利用した方が「安くキレイにしてくれた。今後着物クリーニングはきもの医に出そう!」と感じていただけるよう、品質を落とさず価格・費用面で競争力を高めていく戦略をとっています。
「高品質を低料金で。」これがきもの医の理念です。
格安着物クリーニングきもの医の目標は以下の通りです。
着物を安くキレイにする店としてナンバーワンになりたい
誤解があってはいけないのではじめにヒトコト申し上げますが、着物を安くキレイにできるといっても1,000円であそこもソコもムッチャくちゃキレイにできる!という訳ではありません。
職人が1時間働くと5千円くらいの人件費がかかります。
30分の作業なら2,500円、そんな感覚です。
私どもが「着物を安くキレイにする」と申し上げているのは「着物丸洗いクリーニングは○千円以下でやります。安いです。」という意味とはかなり異なっています。
きもの医は
「○○の汚れを落として!」
に対して
「キレイになったのに安かった!」
と評価されたいのです。
もちろんお見積もりの段階から。
確かに着物みず洗いAコースなどは薄もの・ひとえ着物なら2,400円~洗えてしまうので
「着物みず洗いの激安店でしょ?」
と思われがちです。
もちろん激安店、との評価が悪いとは考えていません。
安さをご理解いただいている、という点ではウレしく感じる部分もあります。
ただ言葉の響きが少しチープなので、できれば格安と表現していただけるとウレしいです。
私どもが「安く」と表現しているのは「着物をキレイにする費用」を指しています。
気になる部分の汚れ、全体のニオイ、汗汚れなど、お客さまが希望する・気になる部分のみを処理し、その費用を業界一安くする、安くキレイにしたいと考え、また実現しているお店です。
「相場料金」という言葉があります。
もちろん着物クリーニング・着物しみ抜き・着物お手入れ店・悉皆屋業界にも料金の相場があります。
私どもが狙うのはこの相場よりも5割~2割くらいは安く、というものです。
Q.ん?2割~5割じゃないの?アホなの?^^
A.いいえ、
料金相場の5割~2割ほどお安く、
で間違いありません。
目指しているのは全ての作業を
料金相場の5割安にする事です。
きもの医では現在、ご注文いただける作業メニューの多くで料金相場の5割安以下を実現しています。(当社調べによる)
格安着物みず洗いA及びBコースはその最たるもの、代表例で、料金相場の10分の2、10分の3程度の価格設定となっています。
安さを実現するためにお客さまの声にもとづいて省いた工程もありますが、お客さまが必要とされるなら自由自在に有料で作業を追加できるのも魅力のひとつではないかと考えています。
作業メニューのおおむね50%が料金相場の5割安以下、25%は2~4割安程度、残る5%のキチンとした着物ルールにのっとった図柄を描く作業(専門家に外注)なども料金相場並みか少し安いレベルになっております。
「料金安いサギ?」を疑いご不安な気持ちの方は、ご要望次第でどのような追加作業も注文可能となっていますので、ぜひ一度お見積もりをおまかせ下さいませ。
当店に無料見積もりをさせたからといって、実際に利用しなけらばならないというような心配は無用です。お店選びはお客さまの自由です。
あちこちのお店に相談した後、最後の最後に当店へご相談してみませんか?
お見積りをご依頼いただければ、ここに書かれている料金相場の5割~2割安、という事が本当かどうかご自身で判断できると思います。
(他店の見積内容・見積もり料金を知らせる必要はありません)
そして納品後に作業品質をご確認いただくためにも、お届けしたキレイ品質をご確認いただきたいと思います。結果を出します。
ナンでもカンでも5割安~♬というような安かろう悪かろう戦略ではありませんのでその点ご安心ください。
しっかりとした品質を提供しながらも元の設定価格が安価ですので、お見積もりの内容からいろんな追加作業を積み重ねた結果、他店に比べて2割安、3割安となる可能性も大いにあります。
ホームページは広告です。
安い安いサギを心配されている方、キレイにする技術を持っているのかどうか不信をお持ちの方、ぜひ相見積で結構ですのでお見積りをおまかせください。
ご予算内に、ご要望にお応えできますようなお見積りをご案内させていただきます。
着物業界では技術力を追求・伝承する事に重きを置いているところが多いように感じます。
おそらく商売人的発想・感覚がうすい業界のひとつだと思います。
きもの医は商売人発想のお店です。
お客さんがいてナンボ、お客さんに支持されてナンボ、ご利用いただいた方の多くがファンになっていただけるようなお店になってナンボだと、固く信じています。
そのためにはアタマをやわらかくして時代に応じた作業メニュー・工法の変更や新しい技術の導入、全ての原価・経費の見直しなどいろんなモノを時代に合わせ続ける必要があります。
「商売が上手やね」
このお言葉は最高のホメ言葉だと感じるところです。
常識外の原価率の高さと引き抜いた料理人の方々の腕の相乗効果で、おいしいのに普通の消費者が安い!とのイメージで大好評を得ているという一世を風靡した飲食店・俺のイタリアンを運営する「俺の株式会社」さんというお店があります。
原価率が高く1客あたりの売上・利益が少なくとも、客数が普通のお店の倍~4倍あれば十分商売になる、確かテレビの特集でこんな風にまとめられていました。
当店はこの考え方にとても共感を持ちます。
薄利多売は昔ながらの商売の方法ではあるものの、客数を2倍3倍4倍にすれば・・・、こんなブッ飛んだ考えにまではアタマが及びませんでした。
(サービス業は結局、お客さまの数と単価が重要なのです)
飲食業界はもちろん、各業界で逆転の発想だと話題になり、また職人的な業種の大多数が目が点になったこの戦略は、今となっては消費者心理にとても寄りそった正しい事だったと証明・認知されています。
消費者は安く、おいしいものが食べたい。
・・・おいしいものを、安く。
身近なところでは大手の食品総合スーパーや一部地域の小さな地域密着型スーパーなどで採用されているエブリデイ・ロープライス路線。
基本的にいつでも安く設定された価格が続き、地域の皆さまから多くの支持を得ています。
逆に「ここでしか買えない!」「遠くてもその店で買いたい!」と感じさせる豊富な品揃えや良い商品ばかりを厳選して販売する戦略の、全体的には料金高めの食品スーパーチェーンも伸びています。
そこでこう考えるのです。
着物をキレイにする品質が高くて
料金が安ければ伸びるのでは?と。
そんなお店、あったらウレしいですね。
きもの医が目指すのはあくまで格安着物クリーニング店です。
高いキレイ品質をとってもお安く、数多く注文できるお店づくりをしています。
えりの皮脂汚れは落として。他の汚れは気にしないから処理しなくていい。
全体に汚れ感もないからまる洗いみず洗いもいらない。しわも大した事ないからアイロンもいらない。
で、いくらなの?
→1,700円です。
あらそう。じゃお願いね。
(ゲーッ!むっちゃ安いやん!)
汚れた状態でも気にせず普段着で着てる袷(あわせ=裏地付き)、ちょっと汗と防虫剤とカビっぽいスエたニオイが胸元から上がってくるのがイヤ。
みず洗いでニオイが結構落ちるんでしょ?だからみず洗いだけやって。
あ、一番安いコースのでいいです。
→みず洗いAコースは縮み・型くずれの補正がない処理・・・
え?そんなの全然オッケー、かまいません。安くニオイを取って。
普段着なんだから。
→ありがとうございます。2,900円です。
あらそう。じゃお願いね。
(ゲーッ!ホームページに書いてある通りの値段やん!)
なんかホームページに書いてあったけど、常識を無視した格安柄足しってやつ?着物の汚れの状態を見ないと正確な料金が出せないってやつね。
それでこのカビの黄ばみを隠すのにいくらくらいかかるの?
→全体に40ヶ所くらい点状にパラパラあるので・・・計算中
→全体にぼかし柄を入れて良ければ8千円でキレイにできます。
あらそう。じゃお願いね。
(ゲーッ!まじ安いやん!
マジかーっ!?)
・・・・・・。
もしこんなふうなお店があれば、ウレしいとお感じになりませんか?
当店は薄利多売でもしっかり利益を確保して生き残れると信じて日々技術を磨いております。
当店は薄利多売の着物クリーニング店として生き残れるでしょうか?
皆さまがどうお感じになるか、
とても気になるところです。
「着物クリーニング料金、
もっと安くならないの?」
ご相談いただく皆さまからのお問い合わせ内容から、お客さまのニーズは明らかに安さを求めていらっしゃる、日々そう実感しています。
昔は正絹のお着物は本当のお金持ちしか普段着のように着回せなかったのに、今は多少目をつぶれば千円くらいで入手できる正絹着物があり、激安系呉服店などで1~3万円くらいで良い状態の小紋や色無地やつむぎ、はては訪問着までもが買える時代です。黒留袖も買えたりします。
そうなると正絹着物ももう、洋服、中でもワンピースやスーツ、コートと変わらない値段、それよりも安く買えてしまいます。
残念な事に一部の熱狂的な着物愛好家さまをのぞき、多くの着物はファッションアイテムとしての役割を終えたかのように、冠婚葬祭などの儀礼的な服装としてのポジションが定位置となってしまっています。
はたして今、普段着として着る着物は
一部の超お金持ちの方しか着れない
ほどの高級品でしょうか?
着物は安くキレイに
できないのでしょうか?
着物クリーニングの注文で届くお着物は大きく分けて2つに分けられます。
ひとつは昔ながらの儀礼的服装として人生の大半をタンスの中で眠る留袖・喪服など、もうひとつはご注文主がファッションアイテムとして普段着回しているお着物。
普段よく着るファッション着物のクリーニングは安さを優先したくないでしょうか?、というのが当店の考え方です。
よく着回す着物は汚れがち。
ちょっと汚れてきたかな?くらいで1万円以上かけていちいち着物丸洗いクリーニングはしてられない・・・。
節約のためクリーニングを先送りして汚れが目立ったままの着物を着たり・・・。
ファッションアイテムとしての役割を持った着物のクリーニングは安くできないと、これまで以上に着物文化がすたれてしまうとの危惧を持っています。
高価になりがちな着物クリーニングのサービス料金に安さを求める着物愛好家の皆さんが一定数いらっしゃるのでは?
そんな風に考えていたところ「多少の事(型くずれ・縮み・色にじみなど)には目をつぶる!正絹着物の水洗いを格安で!」との声もあり、やはり安さを求めるニーズは強くあると想定して構築したのが当きもの医です 。
「安くするためどこかで手を抜いて
品質に影響しているんじゃ?」
他の店と比べて安さをアピールする当店
にあってはこの疑念はごもっともです。
私どもが考えるに ───。
これまである着物クリーニング工法の中で、着物をキレイにする品質を大きく落とす事なく独自工夫を加えて根本的に料金を安くできないか?
着物クリーニング工法にとらわれず、洋服のクリーニング工法を始めとした様々な工法を着物クリーニングに取り入れて激的に安くできないか?
そう考え伝統的手法にこだわらず、アタマをやわらかくして着物クリーニング・着物の汚れ落としの工法を再検証した結果 ───。
当店はいくつかの工法の中から実際に比較的安価=短い時間で処理できる工法に安価にできる可能性を複数発見しました。
それらの工法を中心にすえ、その工法に色々な作業の良いところを取り入れたり独自開発の処理法を組み合わせる事で、多くの汚れ処理を安くする事を可能にしました。
他にも技術レベルの進化と安全性の高い最高能力を誇る先進洗浄剤、それに人件費を柱とした経費・原価計算を適正に組み合わせ、洋服並みまでとまではいきませんが相当安価に提供できるサービスを数多く作り上げたのです。
きもの医は大きく質を落として
格安を実現しているのか?
一度利用して確認してみませんか?
全力で品質を証明したいと思います。
きもの医は日本で一番価格にうるさいと評判の大阪で営業しています。
価格に対する圧力は並大抵のものではありません。(笑)
地域性と言ってしまえばそれまでですが、逆に大阪で生まれたお店だからこそ深いニーズに気づかせていただいた ───まず価格=安さから組み立てる事ができたような気がします。
当店をご利用いただく方の中では着物の伝統的なクリーニング工法にこだわる、という方よりも、コストパフォーマンス重視、予算重視、もっと言えばいかに安くキレイにできるのかにこだわる方が圧倒的多数だと感じます。
ホームページの作りからして「安さ」をアピールしているお店ですので、当然といえば当然なのかもしれません。
この着物にはたくさんの黄ばみ・茶色い変色があり、料金が3万円ほどかかります。黄ばみ・茶色い変色は完全に処理しきれる事はまれで、生地にダメージを与えると判断した場合は処置を中止します。黄ばみ・茶色い変色があちこちに残ったままの納品になる事をご理解ください。
ゲーーーーーーーッ!!???
例えば当店で黄ばみ・茶色い変色のクリーニング料金が8千円の見積もりだったとして ───?
8千円あればかなりの事ができます。
食事に行ったり
ちょっと良いおもちゃを買ったり
服を買ったり
お高い牛肉のカタマリが買えたり、
安い席なら歌舞伎も見に行けたり
・・・・・・。
おサムライさんが全盛の時代なら豪商・大金持ち遊びができる額、8千円。
ところが8千円のお見積りを届けたお客さまからは「その(8千円の見積り)内容でお願いします!」と即答される事がよくあります。
8千円という結構な額の見積り料金に対し即答で「お願いします」と・・・。後に他の着物クリーニング店さまより上記のような見積りを受けた後にご相談いただいたと伺がったりして、なるほど、とヒザを打つ事があります。
※ 他店でクリーニング料金の見積り3万円位のの黄ばみ・茶色じみ変色処理が、全て8千円程度で処理できるという意味ではありません。
当店は安さを実現するため見積りの形式にもひと工夫こらしています。
ご予算が判明している場合は予算の範囲内で処理できる優先順位を決め、それに従いお見積りをご案内する、という形式です。
(1) 絶対にキレイにしたい部分
(2) できればキレイにしたい部分
(3) 料金次第で処理したい部分
(1) (2) でご予算の範囲に収まれば、(3) をおまけ的にご注文いただけますし、(1) で予算ギリギリなら(1) のみでひとまずご注文 ───。
このような注文が可能なので、3万円が8千円にできたりするのです。
「それでは(2) (3) の汚れは残るってコトでしょ?」
・・・(^^;
それはお客さまのご予算と意志次第・・・と、確かに当店では判断をお客さまに丸投げしています。
逆に考えてみてはいかがでしょうか。
ご予算の心づもりが1万円くらいかなー、という時。
(1)~(3)全部処置して3万円です。
全部やっとかないと後でカビが~
黄ばみが~、後悔が~・・・。
私どもではこのようにガチガチに交渉できない完璧なキレイ品質をお届けするお見積りよりも、お客さまがご自身で「これとこれは注文しよう、これは ま、いいか!」と選べる事で、満足度を高められると信じています。
ご依頼が黄ばみ・茶色じみ変色をキレイにしたい!という場合に限っては、格安柄足しをご利用いただく前提であれば必ず予想以上にお安いお見積りをお届けできる ───そんな自負はあります。
3千円のお見積りでも1万円のお見積りでも、数日お悩みの上キャンセルされたりご注文されたりと、千差万別です。
その人にとっての価値やクリーニングに出そうとしている着物の価値により、着物クリーニング費用を安く感じたり高く感じたり。
ここでのポイントはこと着物クリーニングの世界では、ある程度汚れのある着物をキレイにする費用が8千円という額はおどろく事に、多くの方に受け入れやすい金額であるという点です。
いかに着物をクリーニングに出す費用の相場が高いものであるのか、身をもって知る日々を過ごしています。そしてその費用の価値を。
昔と比べ平均気温が上がっていたり夏場の暑さは狂気を感じるくらいなのに、着物のTPOは変わりません。
着物愛好家の皆さんの中にも着用ルールを守らず、「着る楽しみ」をより充実させている方もたくさんいらっしゃると思います。
きもの医は着物愛好家で着物文化・ルールをちょっとだけ踏み外したりしている方と、基本的な考え方が同じなのかもしれません。
伝統・文化・ルールよりも、着物を楽しもう(楽しんでもらおう)という点で。
着物を楽しんでもらうためには着物クリーニング費用を安く抑えるのが着物クリーニング店の唯一できる事だと考えています。
安くするためにキレイ品質に影響がない程度に着物ルールを踏み外しながら作業を行う店、そんな、一風変わった着物クリーニング店です。
着物ルールにしばられず、着物愛好家の皆さまが本当の意味で求めていらっしゃる「着物クリーニングの格安化」ニーズに、今後もキチンと向かい合っていく所存です。
※何でもかんでも8千円でキレイにします、という趣旨ではありません。
例えば・・・格安柄足し。
格安柄足しで対処せざるを得ない着物の種類は、当店でいえばうぶ着(祝着)・七五三着物・振り袖などがその代表です。
多少昔ながらの伝統の図柄からはみ出した柄を加えても、黄ばみだらけで着るに着れなかった着物がちゃんと美しく着れるようにする方が、着物文化の継続にはよほど重要ではないの?と考えています。
うぶ着(祝着)・七五三着物・振り袖に限定すれば「安く記念撮影でキレイに写れば良い」、というニーズがもっとも強く、格安柄足しはそのニーズにピッタリ当てはまるサービスとなっています。
着物クリーニングの基礎であるドライクリーニング。
着物を洗浄する会社でイロハを習った方なら誰もが知る技術で丸洗いというものがあります。
丸洗いはドライクリーニングの短所であるとても穏やかな洗浄能力を補うため、手作業で汚れやすい部分をカバーする日本独自の洗浄工法です。
とにかく安全性だけはとっても信頼感のある、着物に最も適したクリーニング工法だと、世間では・・・そう信じられています。
ここでは費用の面から丸洗いが果たして着物クリーニングの伝統工法で、着物に必須な作業と言い切れるのかどうかをできるだけ短く解説してまいります。
ドライクリーニングは今から110年くらい前、日本では1900年台初頭に始
まったとされています。
着物の伝統=着物クリーニングの伝統は丸洗い・・・
はて?
ではそれ以前の着物クリーニング工法は伝統ではなくなったのでしょうか?
昔からの工法をひもとくと、実は正絹着物の伝統的クリーニング工法と言えば洗い張りで、こと着物をクリーニングする意味において丸洗いにはたった120年くらいの歴史しかありません 。
丸洗いの基幹作業・ドライクリーニングはざっくり言って安全性だけに振り切ったクリーニング方法で、ドライクリーニング自体に様々な汚れを除去する能力はありません。
唯一洗浄能力を発揮するのはごく最近できた軽い皮脂汚れや軽いファンデーション・口紅汚れ、変わったところではチョコレート汚れを落とす程度です。汗汚れも食べこぼしも落とせません。
でも一般的に丸洗いクリーニングは着物クリーニングのイロハのイ、と思っている方が大多数です。必ず必要なんでしょ?と。
丸洗いは大ざっぱに言えば「チョ~大切な大切な大金持ちのお客さまのモノだから、ゼ~~ッタイにトラブルを起こすなよ!」という着物クリーニング店側のリクツにより工法が定着したものです。
サービスする側から見れば丸洗いはほとんどクリーニング事故を起こさないので弁償案件になりにくく、丸洗いクリーニングをセットとする事で丸洗い料金が自動的に上乗せでき、利幅が増えます。
大手百貨店さまが大切なお客さまからお預かりした着物だから、絶対にクリーニングに失敗やトラブルを起こせない」、そういう百貨店さまの大切な顧客向けのサービスの基本、だと思ってもらっても良いくらいだとさえ個人的には感じています。
そういった優良顧客・お客さま向けの安全性だけに特化したクリーニング工法である丸洗いには120年くらいの歴史しかなく、さらに言えば洗浄能力もほとんど進化していないのが実情です。
ここで誤解を恐れず表現してみます。
120年前と現在で丸洗いの基幹作業・石油系ドライクリーニングの洗浄能力だけを比較すれば、3割程度向上したくらいではないでしょうか。
5割も向上していないのでは?というのが実感です。
え?120年でたった30%しか洗浄能力が向上していないの?と驚かれるかもしれません。(理系の世界で1%の性能アップは素晴らしい成果だと知っています)
洗浄能力が進化できない理由は簡単です。
安全性に振り切っているという事は、どんな着物に対してもトラブルを起こさない程度の洗浄力しかない、という事です。(反面安全性には高い信頼感があります)
ドライクリーニングには使用する溶剤別にいくつかの方法があります。
例えば洗浄能力がもっとも低いドライA溶剤(以下略)、優れた洗浄能力を持つドライB、水溶性汚れまで処理できるドライC・・・
(ややこしいので名称はスルーしました。ドライ工法にも複数の工法がある、とだけご理解ください。)
お客さま側からすれば洗浄能力が優れているドライBやCを使ってより安くよりキレイにしてよ、と思われるかもしれませんが、それがそうもいきません。
なぜなら洗浄能力に優れたドライB、Cは着物に様々なトラブルを起こし、最悪「これじゃあもう着れないね」状態に迄する能力があるからです。
着物クリーニングに出した
→着物の柄がムチャクチャに
→ありがとう。これ、料金ね。ファサー・・・。
→(イラッ!)
これでは信用を失うだけです。
では何をお伝えしたいのかと言えば・・・。
丸洗いの基幹作業・ドライクリーニングは機械の中で着物を動かして洗う工法(家庭洗濯に似ている)で、機械内での洗浄能力の向上は直接クリーニングトラブルを増やす原因になります。
トラブルを避けるために、もっとも洗浄能力が低くかつ高い安全性を持つドライAを採用せざるを得ない、というサービス提供側の理論です。
お客さまの大切な着物をお預かりして代わりにクリーニングし、対価としてサービス代金を支払っていただく以上、そうそうクリーニングトラブルを連発する訳にはいかない、と言った方がわかりやすいでしょうか・・・。
ポイントです。
今着物クリーニングといえば丸洗いが基本よね、と思われています。
ところが丸洗いは洗浄能力が低いクリーニング工法です。
両手で数えられるくらいの、限定された軽い油性汚れしか除去できません。
着物クリーニングの中身は結局、部分的な手作業処理が作業の中心なのです。
これらの汚れを落とすために丸洗いが必要かどうかと質問されれば、答えは次の通りです。
いいえ、必ず必要とは言えません。
ただ油性のキツいしみ等の場合は丸洗いとセットにした方が結果的に費用を安くできる時があり、その場合のみ丸洗いをオススメしております。
少々キツい表現になりますが、本質的に丸洗いが伝統的クリーニング工法、というのはある種のまやかしだったように感じます。
着物クリーニングの中身をあまりご存じない呉服屋さんから広まったと見ています。安全なので雑にススメても問題が出なかったのかもしれません。
伝統的クリーニング工法・洗い張りを全てのお客さまにススメれば最終的にお仕立てまでセットになるので数万円以上になり、「あの店はボッタクリだ!」と思われてしまいかねない事情もあったのでしょう。
洗浄力の穏やかな丸洗いをベースに着物クリーニングを組み立てると、丸洗い料金が必ず予算に組み込まれてしまいます。
・・・丸洗いが不要な着物も数多くあり、丸洗いを希望されない方も数多くいらっしゃるのに、丸洗いがベースの着物クリーニング。
飲食店で食べたいものだけ注文したいのに「これは強制セット料理です」といらない料理が出されて費用も請求される・・・。
あり得ませんよね・・・というが当店の見解です。
間違っているとまでは言えませんが、着物の気になる汚れや部分を処理するのに丸洗いは必須ではないというのが当店の考え方の基礎です。
ここまでさんざんな書き方をしていますが医療にプラシーボ効果という効果があるように、丸洗いクリーニングしたから安心♪という効果は確かにあるとも思っています。
全く汚れが落とせない訳でもありませんので、丸洗いをご検討されていた方はひるまず気軽にお問い合わせ下さい。
事情を承った上で最適・最安なご案内をさせていただきます。
ここまで読み進んでこられて呉服屋さんなどによる過剰ともいえる丸洗いプッシュにより丸洗い教の信者だった方が「丸洗い必須」の呪いが解けて、「丸洗いはケース・バイ・ケースなのだな」とご理解くださっていれば、とても幸いです。
当店がホームページ上で積極的に丸洗いをオススメしていないのは、丸洗いクリーニングの能力をいち消費者の立場・着物クリーニング業界外の立場でフラットに評価した結果です。
なんでもかんでも着物は丸洗いクリーニングでしょ?という考えから脱すると、最終的に気になるコト・気になる部分の処理ができれば良い、という部分だけが残ります。
当店ではこの気になるコト・気になる部分の解消というキーワードを中心にすえたサービスメニュー展開を行っており、それぞれ作業別に進化・低価格化を実現しています。
大きなポイントは丸洗いを注文するかどうかをご相談から案内を受けた上で、ご自身で決められるという点です。
できるだけ着物をキレイにする料金を安くし、着物をお召しになる機会を増やしていただきたい ───
ええカッコかもしれませんが、これが当店の最終目標です。
すれ違った第三者に「あの着物の人クサかったよね?」と思われたり観劇中お隣や前後の方に「なんかクサくない?」と感じられるのはいかがでしょうか?
よく見ないとわからないレベル、
目立つ汚れのない着物でオッケー!
我慢できる程度の縮み型くずれなら
イヤなニオイがしない着物を着たい!
それには着物を安くクリーニング
してくれる店が必要!
正絹着物を安く水洗いできる店が
必要!
きものファンの皆さまの声・その期待に沿ったクリーニングを行う事が、着物文化の継続的発展へ貢献できるだろうと考えます。
正絹着物を数千円でみず洗いするというにわかには信じられない工法を開発・提供しておりますが、ご自身で自問自答してみてはいかがでしょうか?
去年夏に着た絽や紗のお着物、TPOに合わせて仕方なく暑さ満開の時期に着たあわせやひとえ、ドッと汗を吸った長じゅばん ───。
ご自身がクサイ!と感じる着物なら、周りの方に気づかれているかもしれません。
着物は着用すると部分的に体温で36、7℃になります。暑い日だとそれ以上の温度に・・・。
長じゅばんにしみていた去年の汗汚れがタンスの中のニオイを吸収し、パワーアップして体温と共にムワ~ッっと着物の外に・・・。
当店の格安着物みず洗いAコースは、そんな個別事情で着にくくなった着物をスッキリと復活させ、気持ちよくそでを通せるようになる画期的なサービスメニューです。
よほど悪臭を放つ着物であってもみず洗いABCコースにはより強力にニオイを除去する強力ニオイとりも追加できます。
伝統的クリーニング手法でしかお手入れしたくない、とのお考えの皆さまでも、長じゅばんや夏の薄もの、裏地の無い単衣着物で、一度当店の格安着物みず洗いAコースをお試しになりませんか?
本当に目からウロコが落ちるかもしれません。
特に長じゅばん、薄もの、ひとえ着物なら。
え?こんなに快適になるものなの?
とお感じいただければとてもウレしいです。
でもみず洗いAコースに限っては安さに特化した反面、いくつかの副作用があります。
若干の縮みと型くずれ感が副作用の代表です。
よく着物は直線的に作られている、と言われますが、着物を着ていらっしゃる方を見れば全体的にやわらかな風情で着こなしている事にお気づきになりますでしょうか?
保管時には直線的イメージが強い着物でも、一旦着てしまえばあちこちにやわらかな曲線美が生まれています。
ここでお伝えしたいのは、保管時に気になる型くずれ感が出てしまった着物でもいざ着てしまえば、動きがある中で見られる範囲においては十分美しく装えるという点です。
お客さまからクリーニングをお願い、と着物が届きます。
着物愛好家の方の着物であればあるほど、すでに経年劣化で縫い糸や表地が縮み、大きな型くずれを起こしている着物は少なくありません。
その着物が昨年も今年もクリーニングに出されるというのは、それだけ着ていらっしゃる証になります。
つまりみず洗いAコースを注文しなくても、縮みや型くずれが出ている着物はよく着られているのです。
一旦クサイ!と感じてしまった着物 ───ずっとそのマイナス面が頭から離れず着れないままになっていませんか?
伝統的といわれる着物クリーニング工法とは大きくかけ離れている工法かもしれませんが、最小限の縮み・型くずれにおさえた結果、再び楽しく気回せる着物に生まれ変わるチャンスがあります。
─── 特にこのようなご要望にはご好評いただいております。
格安着物みず洗い各コースを含め、今後もずーっと着物を安くキレイにしてまいりますので、気にかかった方はぜひ一度相見積先の1軒としてお気軽にご相談くださいませ。
お一人お一人のニーズをキチンと伺い、
全力で対応させていただきます。
きもの医のホームページをご覧くださりありがとうございました。
m(_ _)m
◆当店は《着物を安い料金でキレイにしみ抜きしたりクリーニングしたりお仕立て・お直しする事がポリシーの店》で大阪はもちろん全国を対象としたネットショップです。
安さ実現のため様々な工夫を取り入れたため「利用する際わかりにくい」とお叱りを受ける事もありまず。そのひとつが「直接店まで行き目の前で着物を見ながら相談できない店」です。
「お店まで持って行きたい」とのご要望はよくいただきますがどなた様に限らずお断りしております。理由は今の安価な料金帯を維持するためです。接客係を置かない店なのです。人件費削減で安価を実現しているのです。
この件のご相談は「できない事がわかっている上でのご相談で、私どもにとっては営業妨害と等しいものです。この点ご理解いただければ幸いです。
当店をご利用いただくには宅配便等でのやりとりか、大阪/東大阪市内とその周辺地域向けの訪問集配サービスのみとなります。
お問い合わせいただきましても同じご案内となります。なにとぞ「持ち込みに関するご相談」なくご利用いただきますようお願いいたします。
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