本質的な価値を届けたい
当きもの医はご利用された方が実際に価値を実感できるサービスで戦う店です。
また実際に価値を感じにくい＝他店と品質差が実感しにくいサービスは主に価格競争で競う店です。
本質的価値があるサービスを開発して利用しやすい価格帯にして提供する、そして品質差が感じにくいものは低価格で提供する店です。
本当の価値あるサービスとは
着物クリーニング（以下：着物ＣＬ）に求めるものは何ですか？
当店では「希望する結果を得られる事だ」と考え、全てのサービス案内でメリット・デメリットを正直に説明し、受注に努めています。
それはなぜか？ それはご利用後、満足できる事が着物文化を支える事につながるからだと考えるからです。
・・・格好つけすぎでしょうか？ より正確に言えば着物クリーニング利用後、➊問題が解決された着物は着られやすい→❷着たら汚れるからクリーニングに出したくなる→➌前回の利用経験からリピート利用が期待でき、注文をいただければ利益を上げ続けられる・・・からです。😂
価値がないものはムダ
例えばモーニング・ビュッフェサービスが800円の店があったとします。おいしく食べられれば全て良し。
ところが・・・売り切ればかりだったら？、冷めてカッチカチになったステーキだったら？、ビュッフェなのにほとんどの料理に制限があれば？、野菜がもやしの残りかす程度しかなかったら？、そして・・・おいしくなかったら？
また次回「来よう」と思うでしょうか？
これは本質的価値がないという事をわかりやすく極端に説明した事例です。
競争は価格と説明のみ
まずとても重要な内容・競争面についてご案内いたします。
全てのものには競合他社があり、各社自社の強みと価格のバランスを元に競争しています。着物クリーニング（以下：着物ＣＬ）業界にももちろん競争があります。
広告などを見るとよくわかるのですが、着物ＣＬ競争では競われていない重要点があります。それは本質的な価値です。
本質的価値で競う業界
世間で提供されるサービス・商品に目を移すとわかりやすいと思います。例えば本格的な職人さんの寿司店と回転寿司。どちらも”価値”で競い合っています。
ディナーで２万円以上の寿司店と全国チェーン展開の回転寿司の価格相場はひとくくりで競えません。それは狙う客層や客単価・来店するお客様の目的が全く違うゾーンだからです。
回転寿司業界に目を向けてみます。スシローさん、くら寿司さん、はま寿司さん、かっぱ寿司さん、魚べいさん・・・。
各店とも価格だけで競争せず、本質的価値をそれぞれ見出し、価値の高さをアピールしあいお客様に選んでもらえる努力をなさっています。
本質的価値は「また行きたい」
ネタの厚さ・新鮮さ・しゃりとのバランス・新メニュー・未利用魚の斬新メニュー。回転寿司で言う本格的な価値はこれらを指します。
つまり回転寿司業界ではお寿司そのもののおいしさが本当の価値です。
話題になったサイドメニューに惹かれて行く方も少なくないでしょうけど、お寿司屋さんの価値はやはり寿司なのです。
サイドメニューが豊富、家族で行きやすい店舗設置、そして低価格 ───。実はこれらは本質的な価値ではありません。
寿司の価値は結局「おいしい寿司を予算内で安心して食べられるかどうか」だと当店では考えます。
本格的お寿司屋さんはより本質的価値で競い合っておられますが、全国を商圏にしていないため全国からネットで利用いただく当店の立場として分析するのは不適切と考えます。
実際は彼らこそ本質的な価値だけで戦っていらっしゃる尊敬すべきお店だと受け止めているところです。
足りないメッセージ・競争
これは◯◯を実現するＣＬ
着物ＣＬ業界ではどうでしょう？お気づきですか？ もしおわかりにならない方がいらっしゃれば一度ネットで「着物クリーニング」を検索してみましょう。
例えば着物クリーニングのド定番・丸洗いクリーニング。
丸洗い案内の広告やホームページでは「年◯◯着受注」「一級ベテラン技術者が作業する」「定価◯◯円を◯◯円キャンペーン価格で」「３点セットだと◯◯円」と、主に「誰が担当するか」と「主に価格」競争だけで戦っていて、丸洗いについてお客様が得られる本質的な価値の説明はありません。
丸洗いの本質的な価値は次の通りです。
■最近数度程度お召しの着物にできやすい掛衿の筋状汚れや袖口内側のこすれ皮脂汚れを安全に洗い流し、全体をドライクリーニングし、しわをキレイに伸ばすクリーニング■
丸洗いに絶対的品質差はない
重要なポイントは丸洗いのルール通りに処置されたとすれば品質差がないため、これ以上の説明ができない点です。
しいて足せるとすれば「どのクリーニング方法よりも最も安全性が高いクリーニング方法だ」という部分だけです。
提供品質を除いて技術面だけで言えば、例えば適切に常時キレイに管理された溶剤で洗っているかどうかなどもサービス価格に直接影響するため書けなくはありません。
ですがこれらは各店による業者人としての矜持の部分で、一般消費者に言ってもあまり意味はありません。
なぜなら心配なら格安店を選ばなければ済むからです。心配なら費用を惜しまない、これは正しい考え方だと受け止めているところです。
差がないサービスは価格競争のみ
丸洗いに品質差を期待するのは難しい、という点をご理解いただけたと思います。
だからこそ丸洗いは「どれだけ熟練の手練れ職人が処置するのか」や価格以外に競争できないのです。ただし熟練職人は高齢化が進んでクリーニングに最も重要な「見る能力＝視力」に問題がある事も含め、当店ではルール通りできれば品質差は出ないと考えの元、日々注文をこなしています。重ねて申します。丸洗いはルール通りやれば一般消費者が品質差を感じる事はできないサービスです。
当きもの医ではこの事実を正確に理解し、正直に価格競争しかないと考えて日本一低価格で利用できる丸洗いができる価格を作り上げ、現在提供しています。
和裁サービス。
お直し・寸法直し・お仕立て・お仕立て直しは国内のプロ和裁士様に委託してサービス提供しています。
ところが他店でも同じようにプロ和裁士様がキレイな仕事をなさっていらっしゃいます。
───だから品質差だけをアピールしにくいため、和裁についても利益を徹底的に省いて格安価格を実現しています。
本質的価値で絶対的品質を
みず洗いの本質的価値
本質的な価値とは、例えば当店独自開発で大人気サービス・みず洗いでは「汗をキレイに洗い流せるサービス」として、従来の汗抜きとは決定的に違う品質を得られる事をアピールしています。
みず洗いに限っては他にも強いニーズがある「ニオイトラブルの解決」が異次元の高品質で得られるメリットも。
ネットで検索するとおわかりいただけますが正絹製の着物類を水で洗って１万円かからないサービスは当店にしかありません。
つまり仮にみず洗いに適したお品があった時、昔ながらの３万円以上かかる洗い張り（＋お仕立て直し）にするか当店のみず洗いにするか、この２つの選択肢しか事実上ないのです。
オンリーワンのサービス提供
それは価格競争では？と感じる方もいらっしゃるかもしれませんので念の為説明いたします。
当店のみず洗いと洗い張り（実質的にお仕立て直しまで必要）は、このページで始めにご案内の回転寿司チェーン店と高級寿司店ほどの違いがあります。
みず洗いは回転寿司的な価値で効果と費用バランスが優れます。
洗い張りは高級寿司店的価値で、最高品質が得られます。
この２つのサービスの費用の差は２万円以上です。
しかし洗い張りが誇る「元の反物の巾に広げられる」事にメリットを見いだせない 巾を広くする必要がない、少しブカブカの着物には巾を復元する意味がありません 品には、あらゆる意味でみず洗いで代用可能です。
費用差は１点に付き２万円以上。振袖などではさらに費用の差が大きくなります。
価格１万円で多くの品でお釣りが出るほどの低価格で着物を水洗いするサービスは、世界を見渡しても当店にしかありません。
つまり当店の着物みず洗いは世界で唯一のサービスであり、性能も洗い張りに準じるほど高品質なのに洗浄性能があまりよくない着物丸洗い価格とそれほど大きく変わらない事実があります。
同程度の費用なら丸洗いと比べますか？ でも丸洗いでは汗汚れは一切落ちません。
ところがみず洗いなら死ぬほど汗を吸ったとしても、結構キレイに洗い流せます。
掛衿を洗う工程があるみず洗いでは衿にできやすいファンデーションなどの筋状汚れの他、できて日が浅い食べこぼし他のしみ汚れも結構キレイに落とせる確率がとても高いのも正直なところ。
みず洗いは世界で唯一・オンリーワンの着物クリーニングサービスなのです。
本質的な価値を格安料金で
大阪という商人の街・お上に従うより自分自身で切り開こうとする文化の中で生まれた当きもの医。
日本で見てもっとも価格にうるさい地・大阪で生まれたからこそ、低価格に強いこだわりを持っています。
当店がターゲットとしているのは百貨店御用達のお金に不自由がない皆様よりも、これから着物をたしなんでいこう、着物がスキで好きでたまらない、着物で暮らしたい方々、そしてたまたま着物を着なければならない機会でトラブルを解決したい方々です。
もちろんミリオネア・ビリオネアの皆様にも利用いただければ嬉しいですが、特に着物クリーニング初心者の方々にとって「最後の砦」となり、低価格で問題を解決できる店としてあり続けたいと深く願っているところです。
きもの医のホームページをご覧くださりありがとうございました。
m(_ _)m
